おおかたの予想通りというか予想を裏切ってというか、期待通りというか期待が裏切られたというか、トランプ大統領が誕生した。
日本のテレビ局は、こぞって特番を組み大統領選を詳細に報じ続けていた。日本はアメリカの51番目の州だという人もいる。属国という人もいる。そんなことを感じさせるほどの熱の入れようだった。
トランプ氏が大統領に選出されることになった背景に関しては色々と言われているし、これからもしばらくは論評が続くだろうが、私の印象としては、アメリカ村の村長選挙で村を守ってくれそうな頼もしい資産家が選ばれた、というものだ。
トランプ氏の一連の発言は、村長(むらおさ)のそれと変わらない。他のところで通用するかしないかは関係ない。一般性や普遍性などは関係無しに、その村独自の論理で押し通し、自村の利益を第一にするという、とてもわかりやすい論法で村人の支持を得た。ということは、アメリカという大国は自他ともに認める世界のトップ・リーダーであることになっているが、実は、とっても沢山の村民を抱えた大きな村であった、ということになるのかもしれない。
さて、その村の長(おさ)に今度は何を土産に何をお願いにしに行こうとするのか、アメリカ村の属村の代官は。
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