2016年6月15日水曜日

舛添都知事の辞任に至るまでの茶番劇から都民は国民は何を学んだか

到頭(とうとう)というか、やっとというか、舛添都知事が辞任を表明した。高額な外国出張費の問題に端を発した“騒動”は、これで一応の決着をみた。この1か月ばかりの間に繰り広げられた茶番劇は、国民を大いに楽しませてくれただろう。

なにゆえ、そんなに楽しませてくれたかと言えば、政治的なスキャンダルの中では、今回の不正行為や疑惑が“ちゃちぽかった”ことと、舛添都知事の言い訳が、誰が聞いてもウソとわかるような言い繕(つくろ)いに満ちたもので、いやはや何ともお粗末で子どもじみていたからだろう。それゆえ、ワイドショウやバラエティ番組の司会者やレギュラー、ゲストらは、“安心して”、舛添都知事をからかいや揚げ足取りの対象にして面白(おもしろ)おかしく論評できたにちがいない。

でもね、と捻(ひね)くれ老人は一人呟(つぶや)く。

あ~あ、面白かった、と全一幕の茶番劇を楽しんでお終いにしてしまったりするようでは、いつまでたっても政治はよくならないんだよね~。

捻くれ老人には、茶番劇からでも学びうることはたくさんあった。消化しきれないほどである。その意味では、舛添前知事には大いに感謝すべきかもしれない・・・

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