17日に行われた棋聖戦で、羽生善治三冠(棋聖、王位、王座)が渡辺明三冠(竜王、王将、棋王)の挑戦を3勝1敗で退け、棋聖位を防衛した。これで棋聖通算12期となり、獲得タイトルの合計が84期となった。この調子でタイトルを積み重ね、空前にして絶後の記録を作って欲しい(既にその域に達してはいるが)。
棋聖戦中継サイトとニコニコ動画の両方で観戦した。やらなければならないことをそっちのけで(全くしていなかったわけではないが)、終局まで観戦してしまった。
小生は羽生さんの大ファンであり、追っかけとまではいかないが、タイトル戦は欠かさず観戦している。『羽生の頭脳』も熟読している。ちっとも上達しないが、将棋大好き人間である。
将棋は不思議なゲームである。下手な横好きには勝ったり負けたりが当たり前だが、プロの世界でも、ものすごい数の将棋が指され、長い年月をかけて定跡が研究されてきていて、しかも偶然が左右する余地は全くないにもかかわらず、勝ったり負けたりする。
羽生さんが勝つと自分のことのようにうれしくなって気分満天だが、負けると憂鬱になる。というか、羽生さんが負けるのを見ること自体が私には信じられないことである。
そういうわけで、17日はウキウキした気分で過ごすことができた。おまけに、息子からうれしい電話もあった。
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