2014年6月25日水曜日

サッカー FIFA ワールドカップ 日本予選敗退は残念であったが・・・

FIFAワールドカップの予選リーグで日本が1勝もできずに敗退したことは残念であったが、世界の一流選手が集い、技量と体力に飛び抜けた選手たちが全力で競い合う試合を今回もまた堪能している。サッカー観戦が趣味というわけではないが、FIFAワールドカップには特別の思い入れがある。

1998年6月10日~7月12日にフランスで開催された第16回大会は日本が初めてワールドカップに出場することになった記念すべき大会であるが、その期間、妻は大病を患って入院していた。それまでサッカー観戦などしたことのない妻であったが、6月2日に大手術をした後で、個室の病床でワールドカップの試合を放映するテレビを眺めていて、「わたしは、あと何回、ワールドカップを観戦できるだろうか」と思ったそうだ。退院後にそのこと聞いて、私は、サッカーのワールドカップに対する見方が変わった。

4年に一度開催されるサッカーのワールドカップは、そういうわけで、私たち夫婦にとって特別なのである。幸いなことに、フランス大会の後、2002年の日韓大会、2006年のドイツ大会、2010年の南アフリカ大会、そして、今回のブラジル大会も観戦できた。そのいずれの大会にも日本は出場している。妻の思いが通じていると、私は思っている。

日本は予選で敗退したが、アフリカ勢もヨーロッパ勢も選手の体格が日本選手とは一回りも二回りも上という印象が強い。胸の厚さや首回り、腕の太さなどを見ると、戦術以前の違いを痛感する。フィジカルを鍛えるとか、フィジカルで負けないように、などと言われているが、かつて私たちが教えられたサッカーならば反則になるような格闘技まがいのプレーなので、体格で劣るチームが互角に戦うには、サッカー本来のルールを厳守するようにするか、接触を一切禁じるようにルールを改正する必要がありそうだ。

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