2017年8月5日土曜日

第三次安倍内閣というのが「大惨事危ない加計」と聞こえた:別名「懲りない内閣」かな

国民を馬鹿にした内閣の改造である。まったく懲りない面々で再組閣をして、安倍首相は悦に入っているようだ。こういうのをアンビリーバブルというのだろう。

マスメディアは盛んに第三次安倍内閣を報じているが、歯を磨いていてテレビの音声が耳に入ってきたら、大惨事危ない加計(だいさんじあぶないかけ)と聞こえて、口中いっぱいの練り歯磨きをごくんと飲み込んでしまった。

改造後の記者会見で、安倍首相は、「私自身、至らない点があり、こうした状況を招いたこと、深く反省をしている。結果を残していくことによって国民の皆さまの信頼を勝ち得る、そのことで責任を果たして参りたい」と語った。聞いた人は、唖然・呆然・愕然・憮然・悄然・憤然・暗然・欝然たる気持ちになったのではないだろうか。

反省とか責任という言葉の意味を全く分かっていない、ということだろう。

結果本位の仕事人内閣」とも言っていた。闇の仕事人が暗躍する内閣というわけだ。とすれば、国民は、それに対抗するには、「必殺仕置き人」に依頼しなければならない恐ろしい社会になってしまいそうである。そういえば、藤田まこと演じる中村主水は、今でいえば下級役人である。「仕事人内閣」に仕(つか)える役人の中に、大勢の仕置き人が潜んでいるやもしれない。

人づくり革命」なんて、漫画っぽい表現も深刻な顔で口にしていた。これを聞いて、ズッコケない人はユーモアを解さない人だ。実にウィットに富んでいる首相であると言いたいところだが、本人は、聞いた人が、それが実に悪い冗談だと思うとは決して考えないところに知性のなさを感じる。

まあ、今回の改造は安倍首相の限界を如実に示しているから、まっしぐらに倒閣へ向けて思い切ってアクセルを踏み込んで、破れかぶれに急加速をしたのだろう。首相の器ではないことを自分であれこれと披露しているだけだということも気が付かない哀れな男だ。

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