2014年5月31日土曜日

切れたLED電球を交換してくれるという連絡がSHARPから入った

昨日のブログ記事で、それほど長く使っていないLED電球が点灯しなくなったことを書いた。その後、思いついて、SHARPのウェブサイトにアクセスして、以下のようなメールを送った。***は、ここでは伏せ字にしておく。

2年半前(2011年12月)に購入した貴社の100W相当のLED電球が 突然切れてしまいました。購入した電気店(**市***の***店舗内 にある***電気)に持っていきましたが、保証期間は1年ということでした。 処分をお願いしたので、いま、手元にないために形式が不明ですが、当時、 たしか8千円を超える価格だったと思います。明るくて省エネで長期間使用が 可能ということで思い切って購入したのですが、2年半で使い物にならなく なってしまうのでは、白熱電球や一般の蛍光灯と変わりません。トイレで使用 していましたので、1日の使用時間もそれほど長いものではありません。 長寿命が売りのLED電球には、そのうたい文句に沿った保証期間というのはないのでしょうか。我が家にとっても自慢のLED電球でしたので、この程度の期間で切れてしまった(壊れてしまった)ことは、誠に残念です。
 
すると、即刻、次のような返信メールがあった。
 
シャープお客様相談センター、メール担当の**と申します。 日頃は弊社商品をご愛用いただき、ありがとうございます。 この度は弊社LED電球が、点灯しなくなったとのことで、ご不便を お掛けしましたこと誠に申し訳ございません。 つきましては、弊社から交換対応として、LED電球送らせていただき たく存じます。 申し訳ございませんが、現状、電球送付するにあたり、電球型名(DL-)の特定 ができない場合、お送りができかねる状態でございます。 下記仕様につきまして、仕様を教えていただければ電球型名をお調べする ことが可能かと思われますのでよろしくお願い致します
(内容) ①電球色(昼白色or電球色) ②消費電力(W) ③明るさ(lm)⇒ご使用環境を教えていただければ幸いです。 (お部屋何畳ぐらいでご使用いただいていたか。) ④調光器対応タイプかどうか。
 
驚いた。こんなに素早く対応してくれるなんて、さすがに世界のSHARPだと感心し
た。早速、電気店に電話をして、処分をお願いしたLED電球を取りに行く旨を伝えた。調べてくれて、預かっていることがわかったので、受け取りに行った。メーカーにメールしたことなどを話して、事情を説明し、壊れたLED電球を受け取った。店長と覚しき人が、メーカーの素早い対応を知って、これいかん、と思ったからなのかどうかはわからないが、とても丁寧に対応してくれた。うーん、そういうものか。「こういうことは、そちらでやっていただけると助かるんですが」と言うと、そうするようなことも言ってくれたが、まあ、自分で問い合わせたのだから、「メールには私が返事をしておきます」と言って、帰ってきてから、質問内容について返信した。
 
電気店には「顧客検索」システムがあるようで、検索結果の一部分(2011年12月から2012年5月まで)のプリントアウトと名刺をくれた。検索結果には47件が登録されていることが記されていた。おー、ずいぶんとこの店を利用しているんだと思った。検索結果の中に、2012年1月1日に「管球 シャープ DLLA8AN 4,762円」とあった。元日に買い物をしたかな、と思ったが、同日に「クリーナー」も購入している。8,000円超と記憶しているが、そうじゃなかったのか? でも、その価格なら、現在の100W相当のLED電球の価格とあまり違わない気がする。当時は、もっと高かったはずだが。まあ、記憶違いなんだろうな。
 
というわけで、点灯しなくなったLED電球に対する不満が解消された、ということと、メーカーの対応について感心した、というお話でした。

2014年5月30日金曜日

LED電球が長寿命なんて嘘くさい

トイレでいつものように読書をしながら用を足していたら、突然LED電球が消灯した。

日中のことだったから真っ暗になったわけではないが、「あれっ、停電か」と思い、ドアの隙間から、「おーい、停電だ」と叫んで(!?)、あわてて洗浄ボタンを押して退出準備にとりかかってから、ふと気がついた。「あれっ、電気が通じている?」。

ソケット側が壊れたのかと思い、電球を外して、他のソケットで試したが、点灯しない。白熱電球ならフィラメントが切れたかどうか目で確認できるが、LED電球は中身が見えない。

2年半前に、たしか8千円超で購入したsharpの100W相当のLED電球だ。made in Chainaと刻印してあった。

購入した家電量販店に持っていったが、保証期間は1年ということで、何の対応もしてくれなかった。「LED電球もいまはお安くなっています」との弁には、あきれてしまった。

別の家電量販店で100W相当の明るさで19Wの消費電力というボール型の蛍光電球を消費税込みで1,771円で購入した。切れてしまった(壊れてしまった)LED電球に比べて暗いのが気になるが、我慢しておこう。

購入当時のパッケージがないので、どんな宣伝文句が書かれていたか忘れたが、白熱電球に比べて遙かに長期間使用できて、しかも遙かに少ない消費電力というのがうたい文句で、いまや、生産量で白熱電球を越したといわれている。

ところが、そうしたうたい文句にも関わらず、保証期間はわずか1年というのは、どういうことか、と疑問に思う。何か騙されたようで、とても気分が悪い。LED電球に対する期待感と信頼感が急速に失われてしまった。

2014年5月26日月曜日

ガーデニング

趣味といえるほどではないが、花木や野菜の苗を植えて育てるのは好きだ。例年、朝顔やトマト、ピーマンなどを植えて楽しんでいる。

今年も5月に入ってから、少しばかり種をまいたり苗を植えた。

小学校の夏休みの宿題ごとくに観察日記をつけようと思ったが、宿題のように強制力がないものだから、そう思うだけで実行に移せない。

あれ? いつ種をまいたっけ? 苗を買ったのはいつだったかな?

ともあれ、画像だけでも保存しておくことにしようか。


 
茶色のプランターには、2つの白いプランターから間引いたものを植えました。捨ててしまうにはかわいそうな気がしたものですから。
ピーマンとシシトウです。
 

赤と黄色のプチトマトです。
2~3年前に数株植えた苺の苗が、毎年増え続けています。あまり手入れをしないので、自由に繁茂しています。以前は、ここに、トマトやピーマン、ナスなどを植えていました。
苺に占領されたので、トマトやピーマンは、いまは、プランターで育てています。
収穫した苺です。毎日せっせと収穫しないと、すぐに蟻に食べられてしまいます。
つるバラです。グングン成長して繁茂しすぎたのでバッサリと剪定しましたが、開花するときれいで可愛いですね。
 
 

2014年5月23日金曜日

大飯原発差し止め訴訟の判決文に感動した

5月21日に、関西電力大飯原発の3号機と4号機の運転差し止め訴訟(福井地裁)の判決が出た(樋口英明裁判長)。その判決要旨を朝刊で読んで、感動した。そのことをこのブログに認めようとして、あらためてネットで情報を検索していたら、私のように判決要旨に感動した人も少なくないようだ

先日、妻と近くの喫茶店で週刊誌を読んでいたときに、たまたま裁判官を批判する記事が印象に残っていたこともあり、こうした判決文を書ける裁判官もいることを知って、とてもうれしくなった。大いにエールを送りたい。

私も何回か裁判を経験しているが、何よりも重要なことは、裁判官を納得させる証拠というか根拠というか、的確な判断材料を提供することである。

福井から原発を止める裁判の会によれば、この裁判では、2012年11月30日(金)の提訴から8回の口頭弁論が行われており、その過程で、原告側は膨大な準備書面を提出している。それらが十分に裁判官を納得させるものであったからこそ、主文に「大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない」と述られている勝訴判決になったと言えるだろう。

その場合でも、判決を下す裁判官が、国民の幸せを本当に願い、そのために仕事をしている人でなければ、的確な判断材料に素直に従うことなく、それらを曲解したり無視したりして何かの意向に沿うような判決を平気で下すだろう。

関西電力は即日控訴をしたが、高裁の裁判官らも樋口英明裁判長のような人であってほしいと願う。

2014年5月21日水曜日

羽生三冠、名人に復位

きょう、21日、羽生三冠が第72期名人戦を4連勝で制し、4期ぶりに名人に復位した。大の羽生ファンの私にとって、うれしいかぎりだ。心からおめでとうといいたい。

これで森内前名人と同じく名人8期になった。タイトル獲得数も通算87期と最多記録を更新した。しかし、大山康晴十五世名人の18期、中原誠十六世名人の15期に比べると、名人位8期というのは羽生さんにしては少なすぎる。今後は10期連続で防衛してもらいたいものだ。

すること、しなければならないことがたーくさんあるのに、この2日間の戦いに勝てば名人に復位するかと思うと、一日中わくわくしながらネット中継にかじりついていた。

森内名人に3期連続の挑戦であったが、前2期は鉄板流の森内名人にいなされた恰好で敗退し、大いにガッカリさせられた。しかし、今期は羽生流を遺憾なく発揮して4連勝と圧勝した。

近年では、ネット中継も当初のような静止画の有料配信ばかりではなく、無料の中継もいくつかあって、ソフトで次の一手の形勢判断をさせたり、プロによる動画の解説もあったりとファンを楽しませてくれる。忘れた頃に新聞で毎日少しずつ観戦記が掲載されていた頃に比べると、隔世の感がある。

麻雀やトランプと違って運や偶然が全く作用しないゲーム。しかも、わずか81マスでの競技。定跡が整備され、研究が尽くされているように思えるにも関わらず、なお、勝負になるという不思議なゲーム。魅力は尽きない。

2014年5月12日月曜日

STAP細胞騒動を子を持つ親の目から考える

STAP細胞をめぐる騒動が続いている。当初は、STAP細胞論文に見られた数々の不正疑惑から始まって、STAP細胞の存在の有無や実験ノートにまつわる問題、共著者間の問題、組織の問題等々、果てしなく問題が拡散して、STAP細胞騒動は、バラエティ番組がこぞって取り上げるほどに、いまや一種の流行現象にまでなっている。

事の発端は、世界的に有名な学術商業誌Natureに、科学研究の成果とはとうてい言い難い論文が掲載されたという、ごくごく単純な出来事であった。本来ならば、不正が発覚した段階で、著者らや雑誌発行者が謝罪して論文取り下げや掲載取り消しを行えば済むことである。それが、なぜ、このように、問題が拡散して、いつまでも終焉を迎えないのだろうか。

テレビや新聞の報道、ネット上の議論などを暇に任せて見たり読んだりしているうちに、もし、小保方晴子嬢が自分の子どもであったら、と考えるようになった。私なら、親として、いまの状況には、とても耐えられないだろう。そして、ここまで問題を引きずるようなことはしなかっただろうと思う。

親の出る幕ではない、と言うこともできるし、親子とはいえ、当事者は大の大人であり、そうした子どもが犯した不正行為には親は関係ないと言うことも理解できる。しかし、言い換えれば、年齢は大の大人かもしれないが、犯したことは“子どもじみた行為”とも言える。

親であれば、そのことに対して叱責し、論文を撤回し、関係者に謝罪して出直すことを誓わなければならないことを教え諭すことができるのではないだろうか。なんなら、子どもに同席して、頭を押さえつけ、謝罪させ、親として詫び、寛恕を乞うこともするだろう。そして、子どもが、これまでとは全く違う人生を歩むことになっても、幸せになれるように全力をあげて支えてやろうとするだろう。

言い訳や下手な小細工を弄することに荷担することによって、愛する子どもが晒し者にされてボロボロになってしまうことだけは避けたいと切に思う。子どもを闇雲に信じて手を貸すことと、子どもが全うで楽しい人生を歩めるように手助けすることとは全く違うことである。

いまからでも遅くはないであろう。親として何ができるか、何をすべきかは簡単なことである。親だからこそ、親でなければできないことがあることを重々承知のはずであろう。素直に、正直に、ふつうに考え、当たり前の行動をすることが何よりであることがわかっているはずである。

2014年5月8日木曜日

交通違反とSTAP細胞論文の不正行為

また、やってしまった。交通違反だ。今回は、一時停止の標識見落としだ。

下り坂の三叉路で左折しようとして前方にある2つのカーブミラーで左右とも車が来ないことを確認してゆっくりと左折した途端、何と若いお巡りさんが併走して窓をのぞき込むようにして手招きしているではないか。ええぇぇ?? 止まれということだ。

助手席側の窓を開けていたが、そこに首を突っ込むくらいにして、「もっと、寄せて下さい」と言うので路肩に寄せて止めた。今度は運転席側に来て、「ここ、一時停止ですが」と一言。

あっちゃー。「えっ、止まってませんでした?」と一応はとぼけたものの、これまでの経験からいって、そういうのは一切通じないのが交通取り締まり。ふだんなら、「敬老精神で」とか「老人割引で」と言って老人手帳を出すところだが、この日は近くに用があって急いでいたものだから、そんな軽口も出ずに、若い巡査が違反切符を切るのをイライラしながら待っていた。

「お仕事は?」と聞かれたので、「無職!」と言ってから、“あー、初めて無職と口にしたな”と気がついた。そう、私は無職の年金生活者である。そんな私が、うっかりで罰金7千円を支払うことになった。今日はたまたまアルバイトの日であったが、結果的にはただ働きの日になってしまった。くっそー、なんて汚い言葉がつい口に出そうになったが、後の後悔先に立たずで、違反切符と支払い用紙を受け取り、萎れて車に乗り込んだが、その巡査、ご丁寧に、「これはコンビニでは支払いできませんからね。しっかりと郵便局の窓口で確認してもらってから払って下さい」と付け加えた。ネットでは当然のことながら振り込みできない。私は交通違反をしました、と恥をさらせ、ということになるわけだ。

スピード違反や酒酔い運転は測定用具があって、その結果が証拠になるが、その他の違反は警察官の目撃が物証と同じ証拠になる。こういうときに、それなら証拠を見せろ、と言っても通用しない。警察官の目撃証言は特別で、それ自体が証拠なのだ。そんなことを知っていても仕方がないが、事故を起こしていない限りにおいて、一度はイエローカードで注意処分として、二回目には罰金とでもしてくれると老人には助かるのだが、そうもいかないか。これで、また、免許証はブルーのままだ。

STAP論文は、コピペや改竄、捏造などの不正行為で科学コミュニティだけではなく世間をも騒がしているが、交通違反は軽微なものであっても一発で処分だ。しかも罰金付きだ。論文の不正行為と交通違反を比較するなんて奇妙だが、サラリーマンの年収を遙かに上回るような大金を使って研究と称する遊びをして、ウソ百万陀羅の論文を書いても一銭の罰金も課さないのに、チョットしたうっかりで、年金から罰金を支払うことになった今日の私は、世の矛盾をヒシヒシと実感したことであった。

もう、「違反は、しませ~ん!」