2014年4月17日木曜日

日本国憲法9条がノーベル平和賞候補に

思いもよらないニュースが飛び込んできた。朝日新聞デジタル版(2014年4月11日11時34分)によれば、「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会に、ノルウェー・オスロのノーベル委員会から推薦を受理したとのメールが9日に実行委員会に届き、正式に候補になったということである。

思いもよらない、というのは、平和論者を自認している私自身が、いままで、どうしてこういうことを思いつかなかったのか、ということだ。ナイス・アイデア!と大いに納得した。

報道によれば、今年のノーベル平和賞候補に登録された件数は278にも上るという。そんなにもたくさん、と驚いたが、10月10日の発表を楽しみにしておこう。

候補は個人か団体だが、今回の推薦では受賞者は日本国民ということだそうだ。国民が受賞者になったことはこれまでにはないと思うが、団体としては、近いところでは一昨年のEUの例がある。

もっとも、日本では、かつて佐藤栄作元首相が受賞している。記憶に残っている人は少ないと思うし、いまの若い人は日本人がノーベル平和賞を受賞したことなんか知らないかもしれない。受賞の報を耳にしたときには驚いたのなんの、というか、あっけにとられたというか、平和賞ってなんなの、と思ったことや首をかしげることもあったが、今回受賞できたら、ノーベル財団にノーベル賞を贈りたい気持ちだ。

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