<13日13時の実況> | |
大きさ | 大型 |
強さ | - |
存在地域 | 土佐清水市の西南西約90km |
中心位置 | 北緯 32度20分(32.3度) |
東経 132度10分(132.2度) | |
進行方向、速さ | 東北東 35km/h(19kt) |
中心気圧 | 975hPa |
最大風速 | 30m/s(60kt) |
最大瞬間風速 | 45m/s(85kt) |
25m/s以上の暴風域 | 北側 280km(150NM) |
南側 220km(120NM) | |
15m/s以上の強風域 | 全域 700km(375NM) |
<13日14時の推定> | |
大きさ | 大型 |
強さ | - |
存在地域 | 土佐清水市の西南西約50km |
中心位置 | 北緯 32度30分(32.5度) |
東経 132度30分(132.5度) | |
進行方向、速さ | 東北東 35km/h(19kt) |
中心気圧 | 975hPa |
最大風速 | 30m/s(60kt) |
最大瞬間風速 | 45m/s(85kt) |
25m/s以上の暴風域 | 北側 280km(150NM) |
南側 220km(120NM) | |
15m/s以上の強風域 | 全域 700km(375NM) |
<14日00時の予報> | |
強さ | - |
存在地域 | 下呂市の南東約30km |
予報円の中心 | 北緯 35度35分(35.6度) |
東経 137度25分(137.4度) | |
進行方向、速さ | 北東 55km/h(29kt) |
中心気圧 | 980hPa |
最大風速 | 30m/s(55kt) |
最大瞬間風速 | 40m/s(80kt) |
予報円の半径 | 90km(50NM) |
暴風警戒域 | 南東側 350km(190NM) |
北西側 310km(170NM) | |
<14日12時の予報> | |
強さ | - |
存在地域 | 宮古市の東北東約220km |
予報円の中心 | 北緯 40度10分(40.2度) |
東経 144度25分(144.4度) | |
進行方向、速さ | 北東 65km/h(36kt) |
中心気圧 | 980hPa |
最大風速 | 30m/s(60kt) |
最大瞬間風速 | 45m/s(85kt) |
予報円の半径 | 240km(130NM) |
暴風警戒域 | 南東側 520km(280NM) |
北西側 440km(240NM) | |
<15日09時の予報> | |
強さ | - |
温帯低気圧 | |
存在地域 | 千島近海 |
予報円の中心 | 北緯 45度55分(45.9度) |
東経 155度35分(155.6度) | |
進行方向、速さ | 北東 50km/h(28kt) |
中心気圧 | 976hPa |
最大風速 | 30m/s(60kt) |
最大瞬間風速 | 45m/s(85kt) |
予報円の半径 | 410km(220NM) |
暴風警戒域 | 南東側 700km(375NM) |
北西側 650km(350NM) | |
このような詳細な情報を瞬時に出すことができることはすごいことだ。気象観測機器とコンピュータの発達が可能にしたと言う意味では、科学技術が人類社会の安全に果たしている大いなる成果といえる。まさに、かつてベーコンが言った「知は力なり」の具現である。
昔、小学校か中学校で、低気圧というのは大気の圧力が1,013ミリバール(mb)より小さいことと習ったように記憶している。なんと中途半端な数字だと不思議に思ったことが記憶に深く刻まれることになったのかもしれない。いまではヘクトパスカル(hPa)と単位の呼称が変わったが、数値は同じだ。ところが、気象庁の説明では、「高さ(気圧)の同じ面で、周囲よりも気圧(高度)が低く、閉じた等圧線(等高度線)で囲まれたところ」となっていて、具体的な数値は示されていない。単に1気圧は1,013ミリバールと習ったことを私が勘違いしていたのかもしれない。
いま接近中の台風19号はヴォンフォンと名付けられている。日本人には馴染みのない名前と聞こえるが、これも気象庁の説明を見てみると以下のように記されている。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
いま、外は大雨と大風ですごい。どの家も雨戸を閉めてひっそりとしている。予報の精度は格段に高まったが、台風を直接制御することまではできない。全国で何十万人に避難勧告が出されているが、避難する場所が安全なところであるならば、避難しなくても良い安全な場所と住居に住むようにすることもできるはずだ。そういう意味では、まだまだ人智を十分に働かせてはいないということなのだろう。「知は力なり」ではあるが、知を用いてこそ力を発揮できるというところまで考えが及んでいないということなのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿