2015年7月15日水曜日

安保法案が衆院特別委員会で強行採決された-同じ日に羽生棋聖が棋聖位8連覇を達成した

私にとって悲喜混在の一日であった。

安保法案が衆院特別委員会で強行採決された。とても悲しいことだ。そして、怒りに震える。全てがルールなしに進められている。独裁政権の専制政治である。テレビ各局がこぞって中継すると思っていたら、どこも中継していなかった。くだらない番組を垂れ流していた。日本のマスメディアのレベルを象徴している。

羽生棋聖(名人、王位、王座)が挑戦者の豊島七段を3勝1敗で退け、棋聖位8連覇(通算14期)を達成した。これは、故大山康晴十五世名人の7連覇を抜き、棋聖位では新記録である。羽生ファンの私にはとてもうれしいことだ。ルールをキチッと守り、運に左右されることなく、年齢や経験の長さを問わずに一人で嘘偽りのない真っ向勝負をするのが将棋で、そのことに感動を覚える。

数を頼りに、数の暴力で違憲行為を遮二無二進めている安倍首相と安倍内閣、自民党、公明党にとって、日本国民は愚かで従順で臆病者で御しやすい民族なのかもしれない。

大学改革とやらが進められているが、その構想の中には、日本国民の知性の向上などということについては一欠片(ひとかけら)も触れられていない。さもありなん、というところだ。

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