2015年7月9日木曜日

王位戦-羽生王位が第一局に勝利

昨年A級に昇級して八段になった28歳の若手強豪広瀬章人の挑戦を受けている第56期王位戦七番勝負の第1局で、後手番の羽生善治王位(名人、棋聖、王座)が122手で勝ち、王位防衛に幸先のよいスタートを切った。

上記の王位戦中継サイトと個人で配信している中継サイトの両方で熱戦を堪能した。羽生ファンの私には、先日4日に、これも若手(25歳)のホープ豊島将之七段の挑戦を受けている棋聖戦での勝利も合わせて、広瀬・豊島両挑戦者には申し訳ないが、実に愉快な気分である。

王位戦の第1局は難解な押し合いが続いたが、終盤にはじわじわと優勢になっていった。将棋ソフトの評価値も最終盤には4,000を超えるまでになった。圧勝ということだ。45歳の羽生4冠の棋力は凄まじいというほかはない。感動ものである。

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